イベントの様子や市民活動を伝える「出張Jステーション」。

今回は、新型コロナウイルス感染拡大の状況を考慮し
電話インタビューでお送りしました。

シニアセンター 本町ふれあい館で行われている催し
「SL中村号写真展」について
写真展を支援している 藤野正二さんからお話を伺いました。

写真を展示している中村直忠さん

中村さんは、幼い時に高熱を出し、治療の副作用で聴覚を失いました。
音のない世界でも、SLの振動や強く打ち鳴らす走行音、汽笛、
かすかな音が喜びと感動を与えてくれたそうです。

その感動を撮り続けて50年。
全国各地を周り、今は廃線になってしまった路線の作品や
現存しないSLなど、厳選された51点が展示されています。

一枚を撮るために、過酷な撮影の現場もあったそうです。
すべて魂が込められている写真で惹きつけられます。

来場者の皆さんからは、
懐かしさを感じたり、感動や驚きがあったりとさまざまな感想が寄せられています。

鉄道関係の方の来場も多く、路線をよく知る運転士の方をうならせる作品も。

会期 4月21日(火)まで
会場 シニアセンター本町ふれあい館
時間 9時~18時(最終日15時)

会期中、中村さんにもお会いできます。

yゆかりy